井上誠一の秀逸なイラストが見られる本

井上誠一の秀逸なイラストが見られる本

井上誠一の秀逸なイラストが見られる本

茨木カンツリー倶楽部や大洗ゴルフ倶楽部、戸塚カントリー倶楽部など、日本でも屈指の名門ゴルフコースを設計した井上誠一さん。

その仕事ぶりをまとめたのが「井上誠一のコースデザイン」という本ですが、内容はとても固く、徹底してコースデザインにおける井上さんの思想や手法がアカデミックに載っており、けっしてドラマティックな本ではありません。

3部構成になっており、第1部は井上誠一の設計思想、第2部は井上誠一氏を偲ぶ、第3部は資料編で、井上さんが後世、名門と呼ばれるコース作りをしていたか、その仕事ぶりが伺えます。

確かに専門的な本ではありますが、その資料編には目を見張るものがあるでしょう。

それは井上さんがコースデザインを行うに際して描き上げた自筆のスケッチ。

土地の形状に合わせて曲線を巧みに取り入れたスケッチは、本来、事務的なものであるはずなのに、女性のデッサンを思わせる美しさがあります。

またホールのスケッチには、上級者と初・中級者がどのように戦略するかといった球筋まで描かれているものもあり、井上さんの設計したコースがけっして上級者だけのものではないことが実感できます。

井上誠一さんの設計したコースは、とても日本的、と言われています。

その理由は日本の自然を巧みに生かし、日本人の心情に訴える浮世絵や仏像の曲線を多用したからです。

各ホールを終えた後、急いで次のホールへ向かう前に、一度、終えたホールを振り向いてください。

井上誠一さんの設計したコースは、終わって振り返った景色まで美しくデザインされているのです。

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